「見えない」「見えにくい」とは? – 視覚障害 ... | 視覚障害2級 見え方

4級: 1.視力の良い方の眼の視力が0.08以上0.1以下のもの(3級の2に該当するものを除く。

コンテンツへスキップ一口に「見えない」「見えにくい」と言っても、その「見えにくさ」は、人それぞれ!「視覚障害」を理解しよう!目次全盲とロービジョン(弱視)人によって異なる見えにくさ症状によって異なる見えにくさの例障害等級と身体障害者手帳全盲とロービジョン(弱視)一口に、「見えない」「見えにくい」と言ってもさまざまな症状があります。

このうち眼鏡やコンタクトレンズでの矯正が難しく、日常生活に何らかの支障が生じている状態を視覚障害と言います。

視覚障害は、症状により、大きく全盲とロービジョン(弱視)に分けられます。

視覚障害者というと全盲を思い浮かべる人が多いかも知れませんが、実際には一部の視力が残っているなど、ロービジョンの視覚障害者が多いのです。

このページの目次に戻る人によって異なる見えにくさ視覚障害者と言っても、その「見えにくさ」の度合いはさまざまです。

「見えない」と言っても、明暗の区別がつく状態や目の前の手の動きが分かる状態などが含まれます。

「見えにくい」という状態は、もっと複雑です。

100人いれば、100人とも状態が違うと言っても過言ではありません。

単純に視力が弱い(ぼやけている、コントラストが低下している等)だけでなく、見える範囲(視野)が狭い、視野の一部が欠けている、暗いところで見えにくい、まぶしい、視界がゆがんで見える、眼振(眼球振盪)や立体視が困難(両眼視がうまくできない)ことにより見えにくいなど、病気の種類や状況によってさまざまです。

このページの目次に戻る症状によって異なる見えにくさの例視野が狭い(視野障害)というのは、他の人からは、なかなか理解しにくいことかも知れません。

というのも、視野のどの部分が欠けているかは、病気の種類やその人の状況によって異なりますし、その状況によってできること、できないことが変わってくるのです。

例えば、中心部分の視野が欠けている(中心暗点)場合、読書など文字を読むことが困難であるけれど、周辺視野で比較的歩行に問題がないこともあります。

ただし歩行に問題がないと言っても、見えない部分が視野の中心にあるため目の前の障害物に気付かずにぶつかってしまうということも起こります。

逆に、中心部が見えるが周辺視野がない(視野狭窄)場合、本や新聞は読めるのに、外出すると周囲の状況が把握できずに歩行に支障が生じるということもあります。

それ以外にも上下どちらか半分の視野が欠けている、鼻側の視野が欠けている、逆に耳側(外側)の視野が欠けている、左右どちらかの視野が欠けているなど、病気や症状によってさまざまな場合があり、その人の状況によってできること・できないことが異なります。

また、ものがゆがんで見える(ゆがみ)場合もあります。

これは、加齢黄斑変性・黄斑前(上)膜・黄斑円孔・糖尿病黄斑症など様々な疾患の症状として起こります。

この症状に気付いたら直ちに眼科を受診してください。

脳には両目から入ってくる情報を調整し、一つにまとめる機能があります。

このため、見え方の異常は両目でものを見ているときには気付かないことも多いのです。

少しでも異常を感じたら必ず片眼で見て確認し、眼科を受診してください。

以下、イラストを用いて、見え方の例を示します。

○正常な見え方正常な見え方○中心部分の視野が欠けている(中心暗点)読書など文字を読むことが困難。

周辺視野で比較的歩行はできるが、人とぶつかりやすい。

中心暗点の見え方○中心部が見えるが周辺視野がない(視野狭窄)視力検査では、比較的視力がよくでる。

少ない文字数の文字は読めるが、長文の文章を読むのがしばしば困難。

周囲の状況が把握できず、歩行が困難。

求心性視野狭窄の見え方〇ゆがみ(変視症)の見え方ものがゆがんで見える。

ゆがみの程度は様々で、原因となっている疾患の種類・病気の進行度合いによって千差万別である。

ゆがみは、加齢黄斑変性・黄斑前(上)膜・黄斑円孔・糖尿病黄斑症など様々な疾患の症状として起こるので、この症状に気付いたら直ちに眼科を受診し治療を受けてください。

両目で、ものを見ているときにはゆがみに気付かないことが多


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